Neo

一度は売れると信じた麺だから、
思った通りに売れなかったりスキャンダルが次々出てくる現実を受け入れきれない人もいた。そんなはずはない、自分は間違ってないと。
そして手っ取り早い手段として皆で悪者探しをすることにした。
悪者は思ったより簡単に見つかったし、コロコロ変わりもした。
皆で毎日欠かさずに熱心に育てたのですぐに架空の化け物並みに大きく育った。
それでも満足できなかった人たちは麺とセクロスすればオンリーワンになれる
すなわちチャンピオンになれるに違いないと考え激しい競争を繰り広げた。
だけど最後に得られたのは取り返しのつかない残念賞だったのだ。