【バンギャ】最後の本命【人生】

大佑さん
私が大佑さんを好きになったのは蜉蝣が解散した後だった。だから、なんだか蜉蝣ファンに申し訳ないような気持ちになって最後まで大佑と呼び捨てにすることができなかった。
大佑さんが居なくなったという事実を知った日、悲しさとかよりも悔しさのほうが多かった。大佑さんになにも伝えられなかった、苦しんでいたかもしれない大佑さんを救うことができなかった。
でも、メモリアルブックを買って私が知らない蜉蝣のときの大佑さんを知った。大佑さんは格好良くて誰より輝いていて、そして私の中で愛しい存在だということを改めて感じた。
一回目の命日、なんだか今まで悔しかった気持ちが馬鹿らしくなった。大佑さんは最後まで歌っていた。それに気づいたとき『大佑ありがとう。』って言えた。