たぬギャ一行リレー小説18

タヌ子は怒りでスーパータヌキ人GODに進化した

カッターで逹瑯を切りつけるタヌ子

確実な大きくて深い傷が達郎の全身を覆った

逹瑯は少年の姿になりニヤリと笑った

しかしそんなことお構いなしにタヌ子はカッターで切りつけ続ける

逹瑯「馬鹿な女め
俺を傷付ければお前が傷付き死ぬ事になるのに気付いていないな
そのまま死ね」

ネズ子「タヌ子…私があんたの事許すわけないでしょう？
何度同じこと繰り返すの？
目障りだから私の目の前から消えなさい」

タヌ子「……わかったよネズ子。もう昔みたいに一緒にライヴ行ったり笑い合えることはないんだね…さよならネズ子」

タヌ子｢もう生きてても意味ないや。はやく殺してよ、豚郎｣

豚郎「なに言ってんだよタヌ子！一緒に焼き肉食いに行こうよ！」

逹瑯「お前を殺すのは俺だって何度言えば分かるんだ？
お前はアルツハイマーか？」

タヌ子「私はあんたなんかに殺されないわ！」

神「何をグダグダやっとるんじゃ！
さっさと済まさんか！」

もっと偉い神「もういいではないか！タヌ子にも生きる権利はあるんじゃぞ」

死神「てめぇ誰だよ
そんな事許される訳ないだろ、死ね」

悪魔「てめぇが誰かは知らねーが、俺様達のやり方に文句あるっての？
そのタヌ子のために何人が犠牲になってると思う？
お前も神ならループする度に同等の人間の運命が消える事くらい知ってるだろ。
しかもこいつの場合マリアとネズ子も必然敵にセットだから1回ループする度に3人の運命が消えてる事になる」

神「それをどう言う経由か知らぬがマリアとネズ子は突き止めた
そしてマリアは繰り返したくないと身を隠したのじゃ
二度とタヌ子に見付からないように…な
それでもまだタヌ子を生きる権利があると…生かすべきだと…お主は言うのか？」

偉い神「あぁそうだ。たしかにタヌ子は罪を犯した。だがな、そんなタヌ子にだって良いところはあるのだ。見守っていくのが神の勤めじゃろう？」

ま、眩しい、朝？そうか夢だったのか

神「彼奴が言うとる事は間違えておる…
タヌ子がループした為に実在するはずだった有名なアーティストが消えたのだ…
あぁ…マイケル・ジャクソン…貴方を知るのは私達神の領域の者だけなのか」