IDなし【あだ】福助。【メトロノーム】５

当時俺が住んでいた家は大きな住宅街にあり、ミニバスが２ヶ所の私鉄電車駅迄走っていた。俺やＫ氏の家はバス通り沿いではなかったので道路を挟んで建っていると云っても、バス通りの３分の１程の道幅であった。詰まり見ようと思えば至近距離的に屋外なら互いが見える。

従って荷物もよく見えた。俺は最初、その荷物は手芸用の布地をぎっしりと詰め込んだ大きな籠だと思った。籠の表面がパッチワークに使うような可愛い柄の布地で覆われていたからだ。「大作用に沢山買い込んだみたいね、荷物を持ったままじゃ重くてドアが開けられないから待っているんだ！」だがやっぱりおかしい、だったら辺りを見回す必要ないのに……なんだか釈然としない。娘達が扉の向こうに姿を消した時、俺は運び込まれて行ったその籠と同じ様なものを何処かで見た気がした。思い出した。そして「嗚呼ぁっ！あれわぁ〜」「…………………」となってしまった！俺が何処かで見た気がした籠は使用済みとなって我が家の子供部屋で第2の役目を果たしていた。それはベビーバスケットと呼ばれている籠であった。新生児の時にしか使う機会のないものだ。赤ん坊はすぐに大きくなるからさ。まあ、一種の贅沢品。そうか、あの中には赤ん坊がいたのか…人に見られると困るからあんな布を被せて、眼を光らせながら降りていたんだ！〇〇ちゃん、未婚の母になっちゃっていたんだ…１ヶ月検診だったのだろうな。姿を見掛けなかったのは噂になるから外に出して貰えなかったみたいね。

俺はまさかの予期せぬ出来事に「む〜ん。む〜ん…」となるばかり。困ったなあ。先方が知られたくない事に気付いてしまうとは！仕方がないので知らぬが仏の御近所と一体化していたら或日とうとう当時小学校低学年だった娘が「お母さん、Ｋさんのお家から赤ちゃんの泣き声が聞こえる」近所の目を気にして事実を隠す為に妊婦姿の娘には家から出るなで済んでも赤ん坊は泣くなと云っても判ってはくれないしな！　　　　　　　　

何と答えようもなかったし、娘も「どうして？」と続けて来なかったので俺は「あら、そう」でその場は済ませた。児童に若い男女の愛憎物語を聞かせるのには抵抗感があったからだ。お婿さんの姿は一切ないのに「あ、お姉さんが結婚したから赤ちゃんがいるの」とも云えない。遂にリアルな目撃談が。「さっき表に出たらＫさんの門の前に車が止まっていて中におばさんとお姉さんがいた。赤ちゃんの泣き声がしたら、私が立ってるのに気が付かないでおばさんが機嫌悪そうに抱いてやりなさいって云っていた」娘の膝にはベビーバスケットがのせられていたのだろう。「赤ちゃんの小さな手が片方だけ見えた」。「…………………！」返す言葉に窮した児童の母！他家娘の不始末に何で俺が困らなきゃいけないんだ！ぜぇ〜んぜん、隠せて無いんだってば。真ん前に住んでると嫌でも様子が見えて来るノｯ！

そりゃ、ま。思いもよらぬ形で初孫が生まれて、赤ん坊が泣き出す度に近所の目と耳を逃れようと娘共々昼夜をとわず車行脚が続けばＫ夫人ならずとも機嫌が良かろう筈もない。一旦車が出て行くと１時間は戻らなかった。

赤ん坊が寝入る迄車を走らせていたか、自宅から遠く離れた場所に停車して赤ん坊が泣き止むのを待っていたのだろう。そんな日常を垣間見て、俺は「未来永劫隠し通せる訳でもないのに一体いつまでこんな事を続けるのか？どうせ幼稚園に通うようになればバレてしまうことなのに……事実を知っている此方迄息が詰まりそうだ」と忌々しく感じるようになった。我が家には児童がいるしな！そんな日々が３ヶ月程過ぎた頃、Ｋ氏宅から赤ん坊の泣き声は消えた。そしてそれと同時に、毎週土曜日になるとＫ夫人と娘は車で外出し日曜日の夕方帰宅するようになった。夫人は娘が未婚で出産を余儀なくされると判った時、赤ん坊は手元で娘に育てさせない…と決意していたのだろう。

預け先は手伝いに来てたのが母方の従姉妹だったから恐らくそちらの実家だろうな。Ｋ氏の実家には面目なくて事実を伏せていたのではないかな？Ｋ夫人は「３ヵ月、３ヵ月御近所の目をかわせたら後は上手く行く」と赤ん坊が泣き出す度に必死で車を走らせていたと云う事らしかった。

３ヶ月だけ手元に置いたのは、幾らなんでも新生児を差し出す訳にはいかないからな！預かる方も恐いだろう。それと父親不在な上に母親とも離れ離れに暮らさねばならない憐れさを考慮して短かな期間でも母と子の時間を持たせてあげたいと…母乳であればそれの都合もある。それで３ヶ月検診を済ませてから預けたのだろうね。預かってくれるならなるべく早くしないと知恵がついて子供があちらに馴染まない心配もあるし。幼稚園に行くのにすら入園当初は毎朝泣き喚く子もいるよ。とは云え、たったのみつきでなんてさぁ……生まれてきた子が一体何をしたと云うのか、至らない両親が我が子を不幸な境遇に突き落としたのだ。乳幼児は恨む事さえ知らずに本来住むべき家から姿を消した。いやぁ〜な感じだった。未婚で生んだ娘に育てさせれば良いではないか！子連れでも構わないと云ってくれる実直な男だっているんじゃない？俺は甘いかしら？Ｋ夫人が親としては正しいのかね？事情は違うが子だるま母も遅くとも生後６、７ヶ月で実家に預けたんじゃないの？
　

誕生が８月。「小林写楽ぶらり旅2020春」の告知で小林写楽の七五三写真を利用し、最長小学校就学時迄実家で子供を預かって貰える事になったと種馬発覚以前の一等賞氏に連絡しているのが2020年2月26日。ツアーの告知だからこの日以降にも勿論画像は出ているが実際は最初に出た告知日よりももっと早くに赤ん坊を預けた可能性もあるのではないか？

連絡をダイレクトにせず回りくどい方法をとっているのでツアー告知に七五三写真を使って連絡したものと実際に預けた期日とはズレがあるのではないか？何故こんな回りくどい連絡方法を取ったのか？蟻の一穴を恐れる一等賞氏から男女関係を持った結果としての出産が世間に露見するような言動をしてくれては困る、特に夫人にそれが伝わると離婚は絶対に不可能になってしまうと厳しく申し渡され、迅速な連絡が不能に陥ってしまった。で、コバシャラインフォを利用出来る時を待っていたのだろう。実家玄関前の小林写楽七五三写真は如何にも小林写楽と自分の間に子供がいて横浜の両親も認めてくれていると云う印象を与えるのにも使えるし一石二鳥だと思ったのだ。七五三画像については前スレッドに詳しく投稿済み。371辺りから投稿の都合で断続的にかなり広範囲に散らばっている。

投稿589抜粋「何故こんな回りくどい連絡方法を取ったのか？蟻の一穴を恐れる一等賞氏から男女関係を持った結果としての出産が世間に露見するような言動をしてくれては困る、特に夫人にそれが伝わると離婚は絶対に不可能になってしまうと厳しく申し渡され、迅速な連絡が不能に陥ってしまった」詰まり私的な事に関してはダイレクトな電話やメールが禁止状態に至ったと受け止めても差し支えないかな？

会話を他人に聴かれてしまう事があるかも知れない、メールも要注意。履歴を消し忘れたらいけない。何かの拍子に他人や夫人の目に触れたりしたら大変！電話やメールが着信する度にギクリとなれば精神衛生上よろしくないな。ひいては体調不良に結び付く。それに独断で出産した女の愚痴を聴いてやったり、相談事に時間を割いてる暇はない。たまぁにボケーｯと無駄な時間を過ごしているように見えても仕事の為のそれだろうしさ…相手は未婚の母と云ってもＫ氏の娘のように二十歳そこそこではないしな。第一、妻帯者であるのは最初からハッキリしていた訳で、独身だと騙して付き合ってはいないし……まあ、未婚の母は絶海の孤島状態？年のわりに読みが甘かったのか？余程の場合は自分を小林写楽のマネージャー、と云うよりも小林写楽を牛耳る立場に重用してくれたＢＳ社長経由で連絡をとっているのか？併し、社長だって自分の事でもないのにいつまでも遣ってられないだろう？経済的な相談は渋々受けても知り合った当時のような繋がりはもう勘弁してよ、じゃないの？子だるま母のせいで社長も小林写楽と上手くいってないからな。

ライブ開催に関して実害を被っているんじゃないの？此処数年思うようにFLOPPYを回せなくなってる。そうなったのは自業自得なんだがね！

それまでの経緯を考えると、到底あり得ないマネージャーを押し付けられてから小林写楽は必要最低限しかFLOPPYの曲は手掛けなくなった。社長に対して不信感が生じれば誰だって創作意欲は後退してしまう。FLOPPYファンには申し訳無い事だ。また、あの漫画家マネージャーが際限なく悪さを仕込むしなあ！遂に小林写楽のFLOPPYに於けるプライドは「武士は食わねど高楊枝」的選択となったらしい……あれだけ延々と女から虚仮にされたらな！本黒幕の意向に従い刺客を寄越した社長の機嫌なんか取りたくもないんじゃない？仕方が無いな、曲を創る気になれない状態に追い込んだのは社長なんだから。コロナ禍で事務所の金庫が軽くなる前は、曲を創らない小林写楽もアリだったんじゃないのかね？女の生活費の幾らかを受け持たせつつ、利用するだけ利用して後は野となれ山となれと云った所かな？　潰された小林写楽が、或朝、新宿の路地裏で冷たい雨に食い殺され……野良犬のように横たわっているのも一興位に舐め腐ってたからだるま女も増長を満喫しまくっているんだ、狸が鼻水垂らしたような顔してさ。傲慢の３段肉首は流石に削除か、目立つのが好きみたいだから残しておけば〜

写楽スレッド1445（2022/07/06）「前回年内にまたやれたらいいねって三浦が一人で言ってて最悪だった」前回と云うのは４月２日、高円寺HIGHでのライブの事だな。

この時は、小林写楽がライブ開催になかなか応じようとせず、やっとこさで開催に漕ぎ着けたみたいだった。何しろ小林写楽はライブ当日の朝になって、「おは世。まだ朝は寒い。本日ＦＬＯＰＰＹとの事。よろしくお願いします」とツイートしていたからな！コロナ禍で事務所の金庫が軽くなってしまった社長は最悪と書かれようと、がっついていると思われようと必死だったのさ！今此処でファンから小林写楽に「是非」と云って貰わないと年内ライブのメドが立たないと云う事なのだ。詰まり事務所維持の金策が脳裏から離れない状態？だから小林写楽に先手を打ったのさ！社長業も大変だが小林写楽は一切悪くない。小林写楽に理不尽な対応をした社長自らが掘った墓穴だ。田園調布の住人が自分の娘のような年頃の女から「一人で言ってて最悪」と嗤われるとは……まあ、栄枯盛衰は世の常であるが。

ステージ上で早々と次回開催に向けて唾を付けた甲斐があったのか12月のライブでは開催までの紆余曲折は前回程無かったようだけど（単に表面化しなかっただけなのか？）小林写楽が不承不承なのはツイートの出方で分かる。人間関係がいびつになる前は前日「明日はFLOPPYです。………」とツイートがあっていたが、今では当日の朝にしかない。いびつな人間関係を満喫しまくりの女ダルマを連れてきた社長とは当然ながら上手く行く訳がない。

それに社長はいつの頃からか、前宣伝はやるがライブが終了すると「有難う御座いました」の一言もツイートしなくなった。収益を手にしたら「ハイ、ソレマデヨ」のようだな！60才に手の届くような男、しかも社長でもあるのに客への配慮が無い。個人的な確執は客とは何の関係も無い。まあ、俺は社長だからそんな事は云う必要がないと云う事なのか？けど、アンタ、サポートギターなんだから…客への感謝も無いのならステージ上で再ライブアピールするのって何なのか？客の娘ｯ子に嗤われて迄さ！
写楽スレッド５1384「FLOPPYは三浦の所有物になったので小林写楽はサポートボーカルです。ギャラ貰える仕事の一つ」金蔓としての所有物。FLOPPYが本当に大切な訳ではない。大切ならライブが終了したら後は知らんぷりって事ない……金蔓なだけだ。小林写楽はギャラが貰える仕事の一つと揶揄されても翌日礼のツイートはしている。FLOPPYへの思い入れは無くしていないが目下の処人間関係が不調で失速状態に陥っているのだろう。

本黒幕の傲慢で老獪な企みに乗り、自分達が深く関わってきた女を小林写楽のマネージャーとして重用した代償はFLOPPY失速であった。小林写楽の精神的苦痛を愉しむ為の奸計に同調した己のせいとは云え社長は社長で円滑なライブ運営が出来ないのはさぞ、面白くないだろうな！かと云って「お前がそんなに嫌なら遣らなくてもイイゼ」と啖呵を切れないのが痛い処だ。

12月は一般家庭だっていつもよりお金が出て行く、ＢＳも社長個人もそうじゃないの？「年内にもう一度やれたらいいね」と客席に呼び掛けたのは12月はFLOPPYを落とす訳にはいかないからだ。「やれたらイイネ」じゃなくて「やらなきゃ困る」のが実情。そんな状況を招いた車輪の両軸がコロナ禍とぼーでぃ母の上司的マネージャー起用。小林写楽は神社仏閣の縁起達磨は買っても、ダルマ女を買う…飼う趣味は無い。自分達の趣味を押し付けて貰っちゃ困るなあ。だから余計に不景気が押し寄せて来たんじゃないのか？「ＧＷにはセブ島に行って来ました」とか「田園調布は長嶋邸の横に事務所を移転しました」とツイートしてたプチブル振りだったのに……兎に角通常ライブに戻っても思うようにFLOPPYを回せないのは社長の懐具合に響く。女が遣り過ぎて小林写楽を怒らせてしまった！本黒幕の制止も無視したし。そりゃあさ、小林写楽はかなりムカついていても女には何も云わないさ……所詮女は使いｯ走りの下端だからな！